この本の内容
バルセロナとの出会い
名前のいろいろ
見返しの写真はな〜に?
試行錯誤と思考作後

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[オブジェのいろいろ]

 子どもから大人まで楽しめる本ということで、読みにくいカタカナで書いた名前など、あえて書いていないところがあります。そこで、一部補足です。

ラ・カイシャのマーク(4ページ)
 80年代初頭に社のコーポレートシンボルをミロに依頼することを決定、具体的にはタペストリーの作成を依頼し、その模様の中から一部をシンボルとして選ぶということだったようです。因みにこのタペストリーは、今でもラ・カイシャの本社に飾られています。 最初は8本腕の星の案でしたが、ミロは最終的には5本腕の星をデザインしました。
 これは「人間の形、あるいはヒトデの形にも見える」とされ、また二つの円については「これをコインとする解釈もあった」と説明されています。
 このマーク、今ではバルセロナ中にあふれています。

ラ・ペドレラ、バルコニーの手すり(10-12ページ)
 実際に手すりのデザインを行ったのは、主にジュジョールです。
 この手すりを見た二人の彫刻家パブロ・ガルガーリョとジュリオ・ゴンザレスにより、美術史上初の鉄の彫刻が作られたと言われています。

アントニ・ロビラ・イ・トリアスの像(ベンチに座る銅像:15ページ)
 ジュアキム・カンプス作。
 アントニ・ロビラ・イ・トリアスはバルセロナの建築家で、サン・アントニ市場やグラシア地区のリウス・イ・タウレット広場の設計で知られます。また、バルセロナの拡張地区建設(30-31ページ、碁盤目状の地区)に際して、セルダーのプロジェクトと競ったもう一つのプロジェクトを提案した建築家です。

巨大な紙マッチのオブジェ(16ページ)
 クレス・オルデンバーグの作品。高台の交差点にあり、メインのオブジェ以外にも、すでに折ったマッチ棒のオブジェなどがいくつも配置されています。
 オルデンバーグは1929年ストックホルム生まれ。のちにアメリカに移住しています。

のぼれないかいだん(17ページ)
 ジュゼップ・マリア・スビラックスの作。
 スビラックスは、サグラダ・ファミリアの受難の門(外尾さんが担当している門の反対側)の彫刻を担当している彫刻家でもあります。
 フランセスク・マシアー記念碑です。マシアーとは20世紀初めのカタルーニャ主義政治家で、もとは軍人。第二共和国時代には初代カタルーニャ州政府「大統領」を務めますが、1933年のクリスマスに盲腸から腹膜炎をこじらせてなくなっています。当時は「l'Avi(おじいさん)」の愛称で呼ばれ、カタルーニャ主義の歴史上最大のカリスマ的政治家です。